相続登記の義務化はいつからですか
2022年9月18日

相続登記は義務化される前に済ませておきましょう

遺産相続で、亡くなった人の不動産を相続することがよくあります。これを相続登記と言います。しかし何となく手続きが面倒くさいとか、親戚の間でトラブルになりそうなどという理由で、そのままにしている人も多いのではないでしょうか。そうは言っても相続登記は、できれば早く済ませておくに越したことはありません。

先送りすればするほど、余計に面倒くさくなってしまいます。そして2024年からは、この相続登記が義務化されます。義務化されるということは、登記をやっていない人たちに、罰金が科せられるということを意味します。しかしなぜ相続登記は義務化されることになったのでしょうか。

それは、やはり相続が面倒だと言って放っておく人があまりに多く、そのため所有者不明の不動産が増えたことが主な理由です。土地の所有者が不明だと、たとえば公共事業や再開発の場合、権利者を探すのにかなりの時間と手間がかかります。このような理由から、相続登記は義務化されることになったのです。しかし自分ではやり方がよくわからない、そういう人は司法書士にまず相談してみましょう。

司法書士は登記のプロですから、色々なことを教えてくれますし、手続きも請け負ってくれます。無論その代わりに費用も発生します。もし司法書士に頼らず、自分で手続きを行いたいという場合は、まず法務局に問い合わせてみるといいでしょう。また親族間のトラブルが心配な人は、司法書士に弁護士を紹介してもらうという方法もあります。

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